人が良い色に染まって欲しい
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前の記事のタイトルの「世も末と嘆きたくもなる」を見て、ふいと、それはこちらの場合についても同じことが言えるな、と思ってしまったのは、今回また明らかになった社保庁に絡む年金保険料の横領。これもひどいもの。こうしたことが人に与える絶望的な感覚は、深刻なものに思える。理性を危ぶむような輩が起こした犯罪というわけのものでもないところが、前記事のような場合とは、異なる。異なるけれども行われたこと、その犯罪の中身は、同じように「この世も末」の思いを抱かせるものである。あるまじきこと、なのである。 国の非常に重要な役割を担った組織での、それも僅かな数にとどまらない犯罪であるだけにどうしても、われわれはいったいどういう国にいるのか、いたのか、改めてまた考えさせられてしまう。不幸な国民、と言わざるをえないと思う。 常に言われ続けてきている、「改革」。あらゆる面に向けられなければならないものなのなんだろうけれども、見ていると、「人間にどこまでできるか」という普遍的課題に対しているもののようでもあるね。目標があまりに遙か遠くで、現実はきびしすぎ実現はあてどもなく遠い、そのようにしか映らない、かなしい哉。
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