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四国八十八カ所霊場めぐりのこと

四国。こちらからは、遠い場所。一生行くことはないはずの土地。高校の時、修学旅行で小豆島まで行ったのが最も接近した経験か。もちろん、行けるものなら、行ってみたい。                                            その四国と縁のありそうな寺が、ここ船橋、自身の住まいの近隣にあるので、そこのことについて、触れてみたい。時たま通る道沿い。国道の14号から少し入った処にある真言宗の大覚院という小さな寺。門が赤塗りであることから「あかもん寺」という呼び名もあるようである。前の道から寺内を見ると本堂の前方、左側にこのような像が立っていて、目につく。

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                                    托鉢僧というふうであるのだが、少し高い位置に立つその像の下の周りには石畳が、敷かれている。それらの石に刻み込まれている、八十八の数字。

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四国八十八カ所の霊場の数。それを見れば、ここにそれがある理由を思いたくなろうというものである。近隣に寺はあちらこちらにあるけれども、こうした模様を見る場所はない。この手前左には、それぞれの霊場、寺の位置が分かるように案内板が、立てられている。                                                                                                     

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はるか遠い土地、四国各県の霊場。映像で見たことのある模様と、その長い距離に思いを馳せながら、通りがかり、そのあかもんを入ってそれらの前で立ち止まる。一度だけ、八十八の石を踏んで、回ったことがある。それもめぐり体験になるのだろうか。15、6メートルだけの八十八カ所。想像するしかない、場所。

                                                               たまたま、また通りががりに寄ってみることのあったあとのこと、Open collegeにいる早稲田大学の方で、社会連携研究所主催の「四国八十八カ所遍路道から世界へ」と題された公開シンポジウムのあることを知り、関心を抱いた。4月25日の開催。その「世界へ」という部分にも、なにか展開のありそうな期待を感じて。NHKアナだった松平定知氏なども講師、パネラーとして参加。                                                  

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「このシンポジウムでは、四国と結びつきの深い講師を招き、四国遍路道の研究をコアコンセプトにして、全国に広がる遍路文化、さらに世界の巡礼を見据え、現代の視点から道空間の多様性と社会性を捉えなおす作業を通して、社会との関わりの中でその成果を活かしていくことを目標とします」とその案内にはあった。                                                                                    その内容がどうであったか。講師として、またパネラーとして話された方々の話。印象にのこることはむろんあったけれども、スクリーンに映し出されるさまざまなシーンの画像を通して知る、遍路道の模様に具体的に伝えられてくるものがあって、興味深かった。四万十川の沈下橋というようなものも、こちら知らなかったりで。                                                         講師として出席された大橋一章教授は、四国高知の出身。遍路道そばで育ったことで、子供の頃家のそばを通るお遍路さんに、いくらかの食糧など渡すように母親に言われた時、それをするのがとてもいやだったと言った。お遍路さんの白い装束がこわかったと言った。そんなエピソードも、印象に残る。                   

                                                  

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コメント

心静かな 落着いた感じのブログですね。
2年前に私のブログにコメントを頂いたことがあります。
特にお返事もせずにそのままでしたので、お詫び致します。

投稿: ラベンダー男 | 2009年5月 9日 (土) 09時57分

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